従来のコンピュータ利用においては、ユーザー（企業、個人など）はコンピュータのハードウェア、ソフトウェア、データなどを、PC内もしくはハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶媒体にて自分自身で保有・管理するのが主流となっていました。

これにはPCの不具合・故障や記憶媒体の滅失によるデータの紛失、セキュリティ上の問題等、様々なリスクを伴います。


そこで登場したのが「クラウドコンピューティング」。

クラウドコンピューティングでは、クラウド＝雲という意味合いの通り、"雲の上にデータを置いておく"というイメージで、データの保有・管理をパソコンや記憶媒体内ではなく、"ネットワーク上で行う"という考え方です。

これにより、ユーザーは「必要なときに、必要なだけ」情報共有やデータ閲覧が可能となり、情報やデータ管理の効率化・スリム化やセキュリティの強化を実現します。

インターネット接続が出来る環境であれば、クラウドサービスの利用は可能です。
クラウド利用に関してはクラウドサービス利用料金を支払いますが、コンピュータ本体やネットワークの購入・管理運営費等の管理の手間やコスト削減が見込めます。